🌈旅する音楽トリオのご紹介
2020年8月、風景を音で奏でるピアニスト・大森聖子を中心に、
自然豊かな東北から音楽を生み出し、精力的にJazzを発信し続けるサックス奏者・名雪祥代と、
力強く深い音色で広がりを表現するベーシスト・小美濃悠太で結成されました。
音楽と共に旅を重ねる音楽仲間として、その年の夏に経験した被曝ピアノの取材などを通じ、日常の有り難さや人との繋がりの大切さ、音楽の力を共に考えるきっかけを発信し続けています。
🌈Discography
「絵のない絵本」
旅する音楽トリオ
発売日 2021/04/07
タイムマシンレコード(TMCD1026 ) ¥2,500+税
「絵のない絵本」
旅する音楽トリオ
発売日 2021/04/07
タイムマシンレコード(TMCD1026 ) ¥2,500+税
*ご予約・お問い合わせはcontactまでお願いいたします🎶
サインご希望の方は、大森聖子から直接送らせていただきます!
【ディスクユニオン購入サイト】
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008252097
~湖にゆらめく月の光。
きりりとした冷たい空気と古い街並みが美しい、北欧の街の風景を紡ぐ
「音の絵本」が生まれました。
空想と余白と、静かな余韻の残る一枚~
(Tracks)
1. Improvisation (Seiko Omori)
2. 第十六夜 道化師 (Seiko Omori)
3. 絵のない絵本 (Seiko Omori)
4. 第二十八夜 白鳥 (Seiko Omori)
5. Green Sleeves (イングランド民謡/arrenged by Sachiyo Nayuki)
6. Improvisation
■商品紹介■
美しい北欧の街、コペンハーゲンからインスピレーションを受けて2018年に作曲された「絵のない絵本」。
風景を音で奏でるピアニスト・大森聖子を中心に、音楽と共に旅を重ねる仲間で結成された「旅する音楽トリオ」により一編の組曲として収録されました。
レコーディングエンジニアには、音を生き物として捉え、空気感と共に残す「金田式バランス電流伝送DC録 音システム」という究極の録音システムを使う五島昭彦氏を招き、ハクエイ・キム氏をはじめ数々の素晴らしいピアニストから厚い信頼を寄せられる調律師・辻秀夫氏により最大限に音色を引き出された尾山台Fluss のピアノでの録音。
自然豊かな東北から音楽を生み出し、精力的にJazzを発信し続けるサックス奏者・名雪祥代と、力強く深い音色で広がりを表現するベーシスト・小美濃悠太とのアンサンブルにより彩りを増した絵のない絵本とその 組曲たち。
音と共に遠い世界へ想いをいざないます。
【Credits】
Producer : 大森聖子 Seiko Omori
DC recording system development & production : 金田明彦 Akihiko Kaneta
Recording & mastering engineer : 五島 昭彦 Akihiko Goto (Time Machine Record)
Illustration & design : ナカガワ 暢 Non Nakagawa
Piano Tuner : 辻 秀夫 Hideo Tsuji
Recorded at Fluss (https://fluss.es)
🌈金田式バランス電流伝送DC録音システム
「絵のない絵本」の音作りを説明する上で欠かせない大切な要素の一つに、マイクを一箇所にのみ設置して全ての楽器の音を空気感とともに録音するワンポイント録音法があります。そのワンポイント録音を可能にしたシステム、「金田式バランス電流伝送DC録音システム」とは。
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2本の無指向性ペアマイク・録音ユニット・デジタルオーディオレコーダーだけのシンプルな構成で録音。
1)金田式バランス電流伝送DCマイクロホン バランス電流出力型差動アンプ搭載 無指向性MK2マイクカプセル使用。
2)金田式バランス電流伝送DC録音ユニット バランス電流入力型差動アンプADコンバーター搭載
3)デジタル・レコーダー カスタムDR-680
画期的なバランス電流伝送方式の導入により更に音楽性豊かな音楽情報の記録を実現。
マイクのセッティング方式としてはクラシック音楽の収録では定番であるステレオA-B方式を採用。2本のマイクのみで収録した音源は、空間や空気そのものを再現するのは勿論、音楽の活気や躍動感、更には演奏者の感情や心の動きまで正確に再現できる。
(参考資料)
https://www.fujisan.co.jp/product/244/
●DCアンプシリーズNo.276 FET&真空管DCマイク, DSD用A/Dコンバーター,バッテリードライブ バランス電流伝送DSD録音システム[前編] 金田明彦
🌈メンバープロフィール
大森聖子 piano
瀬戸内海の島で生まれ、保育士の母の影響で3歳よりピアノを始める。
豊かな自然と美しい海に囲まれた環境の中で育ち、作曲や絵画制作を楽しみながら育つ。幼い頃からヨーロッパの城や絵画、音楽に傾倒し、多大な影響を受ける。
大学時代に初等教育第一種免許を取得。音楽ゼミではリコーダ ーカルテットを主催。卒業後 CM プロダクションに就職し、映像と音楽についての知識を深める。 退職後、演奏活動を続ける中で Jazz バンドに誘われたことをき っかけに、
Jazz の演奏活動を本格的に始める。八木美恵子氏、 ヒロ・モロズミ氏に師事。代官山音楽院旧指導者養成コースに て ピアノ指導法を山下美香氏に師事。
卒業後、ローランド音楽教室の講師認定資格を取得。現在は NOAH ミュージックスクール、ヤマハ音楽 教室などで講師活動を行う。
作曲活動にも力を入れており、2015 年 11 月に串ロックレーベルから 1st ミニアルバム「PRISM」を発 表。透明感のある音色と音楽の領域を超えた表現力、カラフルな楽曲の世界が魅力。
現在は第37回日本レコード大賞「アルバム賞」を受賞したブルースシンガー新井英一のサポートメンバ ー、フルート奏者酒井麻生代とのデュオユニット「LaDew」での活動や、瀬戶内海島フェスへの参加の 他、演劇伴奏など幅広いフィールドで演奏活動を行なっている。
2018 年秋にはスウェーデン人ボーカル Lo Ersare、ポーランド人ドラマーAlbert karch、日本人ベーシス ト小美濃悠太とのプロジェクト、Leisure Children の日本ツアーを大盛況で終え、2019 年 7 月には Copenhagen Jazz Festival をはじめとするヨーロッパツアーに参加。2019 年 12 月にはフルアルバム 「Tiny Big」を Goodness Plus Records よりリリース。 今後国境を越えて活躍が期待される日本人ピアニストの一人。
名雪祥代 sax
宮城県美里町出身。 昭和音楽大学、及び大学院(神奈川県)でクラシックサックスを学び、読売新人演奏会出演や、昭和音大オーケストラのコンチェルトソリストを務める等、クラシックプレイヤーとしての研鑽を積んだ。
2004年に仙台市に転居。定禅寺ストリートジャズフェスティバルを見て感銘を受け、ジャズへの転向を決意。ジャズプ レイヤーとしての道を歩み始める。
昨年 2016年 9 月自身の初リーダーアルバム「Comfort」を発売。翌日の Amazon ランキング(JーJAZZ 部 門)で第 1 位を獲得。東北 4 公演、大阪、東京公演を満席の客席を沸かせた。さらに、飛行機 AirDo で自身 のオリジナル曲 Nostalgei(CD「Comfort」より)が番組で採用された。
その演奏は、正確なサクソフォンの奏法に裏付けされたテクニックと、歌心溢れる女性的 な表現力、 男性 的な力強いサウンドの 両方を併せ持つと定評がある。
2018 年 4 月から NHK ラジオ第1「ゴジだっちゃ」(仙台放送局)水曜日パーソナリティとしてレギュラー 出演中。
今、宮城県内外、東北各地、さらには全国にむけてジャズを発信し続ける注目の女流サックスプレイヤー!
小美濃悠太 bass
1985 年、東京生まれ。一橋大学社会学研究科修了。
幼少の頃より続けていたエレクトーンを通じてジャズに出会う。
高校に入学後、ジャズを演奏できる楽器を習得するために吹奏楽部に入部。
コントラバスとエレ クトリックベースを平行して学ぶ。
大学進学後、千葉大学モダンジャズ研究会に入部。本格的にジャズを学び始める。
在学中から演奏活動を開始し、現在は東京を中心に首都圏全域で活動している。
サックス奏者 臼庭潤のバンドへの参加を皮切りに、日本を代表する数々のジャズミュージシャンとの共演を重ねる。ツアー、レコーディングへの参加は枚挙に遑がない。
またジャズ以外のフィールドでも、世界的なボサノバシンガー・小野リサの中国ツアーや、日本を代表す る雅楽師・東儀秀樹と、世界的なバイオリニスト古澤巌による全国ツアー、フランスの誇るバイオリニストFlorin Niculescuの国内ツアーなどに参加。
大竹しのぶ主演「ピアフ」、山本耕史主演「ヴォイツェク」、昆夏美 伊礼彼方 廣川三憲主演「星の王子さま」など、ミュージカル・音楽劇での演奏も多数。
自身のプロジェクトとして、2015 年にはピアノトリオ”Tre farger”の 1st アルバムをリリースし、全国ツアーを成功させる。
翌年 2016 年にはライブ録音の2ndアルバム”Live at The Glee”も発売。Tre farger を通じ てヨーロッパのアーティストとの交流を深め、2017年にはポーランド人ドラマーAlbert Karch との共同プロジェクトで日本ツアーを成功させた。
2018年にはCopenhagen Jazz Festival に自身のカルテットで出演。また帰国後も再び日本ツアーを成功させた。
同年、Copenhagen で出会った Lo Ersare(vo,banjo)、旧知の大森聖子(piano)とともにレコーディングおよび日本ツアーを行い、コンサート限定でのアルバムをリリース。2019年にはデンマークおよび日本 でのツアーを実現した。
ジャズベースを山下弘治氏、アルコ奏法を高⻄康夫氏、斎藤輝彦氏に師事。